- 作者: 晴智
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: Kindle版
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自身の血を混ぜて描いた絵に不思議な力を宿し、絵を所有する者に奇跡を起こす少女、アイシャ。善意で描かれた絵だが、やがて人を害し「魔女の怪画」と呼ばれるように。アイシャは、自分の絵から生まれたロキに、全ての絵を燃やすようにと最期の願いを託して亡くなる。ロキは長い年月絵を燃やし続けていた――…
2巻まで読みました
どことなく「D.Gray-man」を彷彿とさせる絵が気になり購入。
読み終えましたが、正直面白いか面白くないか微妙なラインでした。
絵は非常に綺麗なのですが、設定といいキャラクターといい
どこか既視感のあるものばかりで、この作品ならではの強み
のようなものが既刊では感じられませんでした。
お話の展開もお約束と言うか大方の予想通りの内容ですし
額縁モチーフの特徴的な武器も主人公の戦闘スタイルと噛み合っていないのか
どの作品でも見かけるような普通の変形武器にしか見えないのも残念なところ。
絵を燃やすという設定は面白いと思うので
バトルを薄くして、絵画とその所有者に関するエピソードに
深く寄り添っていくような内容だと面白くなるんじゃないかと思います。
今の所絵画とその周辺の設定はバトルを描きたいが為のオマケにしか見えません。
まだ2巻までしか出ていないので結論を出すのは早いですし
ここから一気に面白くなるかもしれませんので、引き続き読みたいと思います。