FIRE暮らしの独り言

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「怪獣8号」について

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はじめに

「怪獣8号」って面白いの?と聞かれることがあり、驚いたことがある。鬼滅の刃や呪術廻戦のように大きく話題になった作品ならまだしも、普段漫画を読まないような人からその作品のタイトルが出てくるとは思ってもいなかったからだ。

書店で推されてるのをよく見かけるから気になった、ということだったが、作品を面白いと感じるかは人それぞれなので何と言うか悩んだが、「これこれこういう作品で、自分は面白いと思うよ」「まだ巻数も少ないので追いかけやすいかもね」みたいなことを言った。

その時は。

暫く経って

じゃあ今はどう思ってるかと言うと、正直な話「思っていたのと違う」という気持ちが強い。革新的、全く新しいというわけでは無いが「みんなこういうのが好きでしょ?」と言わんばかりの王道で熱い展開が繰り広げられた序盤は読んでいてとても楽しかった。昨今のヒーロー映画の人気ぶりも追い風になっていたような気がする。

こういう「予想を裏切らない」作品は、どんでん返しや伏線を期待する人には少し物足りないかもしれないが、裏切らないことで得られる面白さも沢山ある。それを突き詰めれば、例えありきたりだと言われようと名作になれるんじゃと自分は思う。

きっとこの作品も、それを期待してファンが増えていったように思う。がしかし、最近は「予想を裏切る」展開に舵を切ってきた。後出しジャンケン…とはちょっと違うかもしれないが

やったか!?→やってない
今度こそ!!→ダメでした
これで…!!→残念でした

ということが続き、読んでいて非常にフラストレーションが溜まる。自分だけかと思ったが、公式のコメント欄を読むと多くの人が同じように違和感を訴えていた。

とある1キャラクターの登場により、作品自体のバランスが崩れ、皆が大好きだった「怪獣8号」を脅かしかねない状態になってきた。今後溜まりに溜まったフラストレーションを一気に開放する展開が来るのかもしれないが、それまでにファンが離れてしまわないか心配だ。

予想を裏切り過ぎると、いつしか予想を裏切らなくなる。これは非常によくない。最早予想とかしなくなり、「どうせこうなるんでしょ」と読者が斜に構え、真正面から作品に向かってくれなくなる。

何故かテラフォーマーズを思い出してしまったが、どの作品においても「誰かを守る為に渋いオッサンが命をかけて放つ一撃」で敵は撃破されるべきだと思うし、撃破されなくとも致命傷を負わせたり、その後その一撃が敵を撃破する為に大事な役割を果たすことになるべきだと思うんだ。