もうそんな季節かあ
国際ニュースを読んでいて、ピエロのような格好をした人々が街を…という記事を見かけ、もうハロウィンか、一年って早いなと感傷的な気分になった。昨年のハロウィンが日本でどういった扱いになっていたかは思い出すことは出来ないが、もうそろそろ浮足立ってくる時期だとは思う。
この記事を書いている段階では、日本のコロナ新規感染者数は激減し、1日に3000以上の感染者が出ていた東京も今や40以下となる日も出てきた。こうなってくると何だか安全な気がしてくるし、恐らく昨年よりもハロウィンに対しポジティブな環境になりつつあることは確かだ。昨年何も出来なかったから今年は!という人も増えているはず。
じゃあ以前のように仮装して街を歩いたりしても良いか?と言うと、個人的には辞めておくのが正解に思える。
理由は幾つかあるが、そもそも日本ではハロウィンに対しネガティブな印象も多い。騒いで物を壊して、喧嘩して、窃盗もあったり、ゴミは捨てるし。勿論全員がそういうことをしているわけでは無いが、こういうものは極一部のマナーの悪い人達の行為が目立つものだ。
そういった土台がある上に、今回はコロナという全人類共通の課題がある。なのでハロウィンが「感染を助長するもの」だと思われてしまえば、マナーの有無に関係なく、参加者は全員「悪者」だとされる可能性が非常に高い。
最近は個人情報の特定も早く、メディア以外も個人で配信する人も多いので、いつどこで自分が撮影されてるかもわからない。その日の楽しさと引き換えに、特定され各方面から叩かれる…。想像しただけで怖くない?
そんなことする奴らの人間性も問題ではという話でもあるが、安全に楽しみたいのであれば、世の中が「もう以前のようにハロウィンやってもいいよね」という空気になるまで待とう。今急いで先駆者になる必要は無い。それは只の逆張りでしかない。