ザラ場中にボーッとSNSを眺めていたら、「オマハの賢人」ウォーレン・バフェットの投資の裏側に迫る!みたいな番組の宣伝が流れてきた。思わずため息をつきそうになる。
何がため息かって、いつまでそればかりを追いかけてるんだって話。何度も何度も何回もバフェットがバフェットが…って、そんなことをしているから投資が思ったように浸透していかないんだと自分は思うんですよね。
バフェット氏自身が言った言葉ならまだしも、特に親交も無い人が遠くからバフェットはこう考えている「はずだ」で延々と話していたって響きませんよ。
だって端から見ればバフェット氏を商材か飯の種のように扱ってるようにしか見えないんですもの。そんな尊敬も何も感じない言葉に人の心なんか動かないよって話です。表もろくに知らなそうなのに裏まで語るなんて超能力者でも無い限り難しいんじゃないでしょうか。
彼らの語る「バフェット」は正真正銘今を生きる本当のバフェットなのか、それとも自分の頭の中で形作られた都合のいい「想像上のバフェット」なのか…疑問を感じます。