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株価暴落時の買い場を探る

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久しぶりの

3日続けて500円以上の下げが続くというのは結構稀で(去年はだいぶイレギュラーでしたが)、日経平均は一時2000円以上の下げになったことを見ると、まあ株価暴落と言って良いのでは無いでしょうか。

下げに関しては一先ず落ち着きを見せているようなのですが、今後もこういった値動きがあるでしょうし、恐らく次回の決算シーズンにまたあるんじゃと踏んでいますので、今のうちに今回の値動きをおさらいしておきましょう。

チャート

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所感

日経平均もTOPIXも大体同じ動きをしていたので今回はTOPIXを見ていきます。緑色の線は前場後場の境界。

暴落1日目はお昼に多少反発を見せるものの、下落は14時頃まで続きそこからは目立った動き無し。

暴落2日目は1時間ごとに上昇を試す動きが見られますが、大した反発にならず後場寄りから大きめに下落。14時頃から反発を始めているのは投げが終わったor売りの買い戻しorこんだけ下落したんだからそろそろいいだろ…という買いでしょうか。

暴落3日目は寄りからの下落をすぐ取り戻し、後場寄りまで上昇。そこでピークを付け結局ダラダラと下落。海外市場の値動きや先物も不安定、CPI発表翌日の米国株の値動き警戒もあったように思えます。

4日目は上昇。この日は米国株を大きく上昇し、アジア市場特に台湾も多少落ち着いたということで安心感が出たようです。日本はSQということもあり、これに乗じた仕掛けが解消されたことも寄与しているように思えます。因みにこの日の米国株も上昇。

まとめ

こうして見ると下落が続いた3日間は特に押し目という押し目は無く、大体チャンスは無くどこで買っても負けるということがわかりますね。反面上昇となった4日目はどこで買っても勝てるので、相場の混乱時に逆張りするとろくな結果にならないということで良いでしょうか。

個人投資家が出来る最善の策は「相場が落ち着くまで手出し無用」に徹すること。小反発が見えるとすかさずチャンスだ底だと思うかもしれませんが、それを狙う個人投資家を狙う大口、機関投資家も存在していることを忘れずに。