実家暮らしが偉い偉くないとか、一人暮らしが偉い偉くないみたいな不毛な話をする気はありません。人それぞれ状況も何もかも違うわけですし、離れたくたって離れられないとか、離れたくないのに離れなきゃいけないとか色々ありますしね。誰かから何かを言われるようなことでは無いですし、言うことも出来ないかと思います。ただ自分の経験上、親元を離れた方が親も自分も輝ける人というのはいると思うので、今回はそんな話をしていこうかと思います。
- 何でも卒なくこなせる
- 人に何かしてあげるのが好き
- 自分の芯がある
- 優しい
- 精神的にも肉体的にも安定し余裕がある
代表的なのも幾つか挙げましたが、当てはまるようでしたら検討してみても良いかもしれませんね。人は基本歳を重ねるごとに成長し自立していくものですが、それは死ぬまでは続きません。老いには勝てず、今まで出来ていたことが難しくなっていくものです。子はどんどん出来ることが増える一方、親はそのようにはいかず、そのギャップが家庭内に不和を生じさせる可能性があります。
勿論補助してあげるのは素晴らしいことですが、それは本当に必要になった時にやれば良く、上記に挙げた特徴を持つ方々は往々にして良かれと思ってやり過ぎてしまう傾向があり、それもまた不和に繋がる可能性があります。何でもやってあげると、コントロールされているような気がして嫌だと感じるものなのです。面倒くさいなと思いますし、くだらないプライドだなとも思いますが、まあそういうものなんです。子供の頃に感じていた生き辛さを、同じように親も感じるようになってしまうものなのです。
お互いそれなりに生きてきて、芯があって、成熟した人同士の共同生活というのは難しいものです。そこに「親」と「子」という関係性が加わると更に複雑になるので、表面上上手く行っているように見えて、お互い複雑な思いを抱えていたりするので、しっかりと対策することが大事です。手っ取り早く一番効果があるのが「距離を取る」ことなので、自分は親元を離れることをオススメしています。勿論お互いの為の前向きな距離の取り方という意味でですよ。どうしても事情があって離れられないのであれば、定期的に真面目な話し合いの場を設けて、お互いを確認すると良いかと思いますよ。