- 企業名:一般社団法人日本eスポーツ協会
- 代表者名:藤崎 裕次
- 業種:エンタテインメント・音楽関連
- twitterアカウント:ZLEAGUE (@ZLEAGUEJapan) | Twitter
- 運営本部:兵庫県神戸市東灘区御影3-2-11
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eスポーツのプロ野球を目指すそうです
Z LEAGUEとは、日本各地のクラブハウスに所属するクラブチームが優勝を目指して戦うeスポーツリーグです。1年を通してリーグ戦を戦っていく、いわばeスポーツのプロ野球を目指します。JeSAの基準を満たす施設が協会認定のクラブハウスとして認められ、クラブハウスを中心とした情報発信やイベント開催を行っていきます。
テーマは「ゲームのトライアスロン」
Z LEAGUEはクラブハウスに所属する選手による全5戦5種目が“違うゲームタイトル”で開催されます。例えば、1回戦が格闘ゲームでも、2回戦はレーシングゲームになるなど、選手には専門性以上に“総合力”が何より求められます。
これに関しては多分大多数の方が「ええ…」とお思いでしょう。僕もです。団体としてはeスポーツ普及の為、例えば普段特定のタイトルやジャンルのゲーム大会しか見ないような方に他のゲームを見せることで各タイトルやジャンルの普及に繋がるのでは?という試みだそうです。色んなゲームを見せて興味を持ってもらおうというワケですね。
様々な魅力の提供
競技種目となるゲームタイトルは20タイトルの候補が視聴者の投票により選定され、最終的に運営がその中から5種類を選びます。投票は各クラブチームの“エントリー終了後”に行われ、各クラブチームは選定されるタイトルを知らない状態でエントリーしなければなりません。
これは後々確実に問題が起きそうな案件その1ですね
また、メーカー小売業への業界活性化に寄与するため、“使用機材の自由”を宣言し、各クラブチームに対して使用機材の制限を設けない事を決めました。そのため、各クラブチームは新しい職種である「メカニック」という重大なポストを選任する必要があります。
後々確実に問題が起きそうな案件その2ですね
中々カオスなことになりそうです。
クラウドファウンディングであなたもオーナーに!?
各クラブハウスのクラブチームにファンドを設け、サポーター様は好きなクラブチームを応援することができます。さらに、ファンドに集められた資金は各クラブチームの成績によって総額が変動して還元されます。応援することでチームや選手の力になるのはもちろん、サポーター様ご自身にも利益の出る可能性がある全く新しいシステムの採用が決まりました。
面白い試みだとは思いますが、かなり先の長い話になりそうですね。
JeSA独自のプロライセンス発行システム
- 発行するライセンスは「シューティング」「格闘」「MOBA/RTS」「レーシング」の4種類です。まず最初に、JeSAの会員になることで協会認定のプレイヤーとして登録されます。会員になるには、クラブハウスや販売店でメンバーカードを入手し、web上で登録手続きを行う必要があります。
- 次に、チャレンジと呼ばれる各ライセンス毎のプロライセンス獲得戦において、JeSA規定の順位以上を出した個人、チームに対してJeSAのプロライセンスを発行し、JeSAの“プロ選手”として登録します。
- プロライセンスを取得することで、ゲームタイトル毎のプロ大会に出場できます。チャレンジとの大きな違いは、プロ大会には賞金が用意されていることです。
- よって。JeSAによるプロの定義は「賞金のかかった大会に参加できる実力のある者」と定めることにしました。
- そして、プロライセンスには有効期限があり、取得後1年以内に協会の定める大会において一定ポイント以上の成績を収めることができないとプロライセンスが失効され、チャレンジより再取得しなければプロ大会に参加できません。
どうなんでしょうねこれ
プロスポーツの仕組みをeスポーツにも導入しようという試みは面白いですね。
機材の自由とかタイトルの選定方法とか、見直されそうな部分はありそうなので
まあちょっと様子見って感じですね。
団体がどの程度の規模なのか、とか大事な部分が全然みえないので…
公式サイトの完成や各種ゲーム情報サイトのインタビューに期待しておきましょう。
あとまあこれはいつも思うのですが、「独自」のプロライセンスとか言い始めると
ロクなことにならなそうな気がするのは僕だけかな…