映画「生理ちゃん」を見てきました。はみだし映画工房にて男性こそ見るべきなんて言われてたもんですから、気になっちゃいますよね。割と理解はある方だと自負していたのですが、まだまだ理解が足りないなと感じました。理解は深くなったと思いますが、こういうのは一過性にせず、また知識として有しておくだけでなく、上手いこと言えませんが日常的というか、自分の中に当たり前として浸透させないとなと感じました。
そんなことを思う最中見かけた「生理バッジ」の記事。大丸梅田店の「michi kake」にて導入されたようで、スタッフが自分が生理中であることを周りに伝える為のバッジを身につけるというもの。取り組みに関しては賛否両論あるようですが、自分は評価したいなと思っています。極端なやり方は溝が深まるだけなのでオススメ出来ませんが、行動を起こさなきゃ変わらないので、身につけることが強制でなく、本人も同意しているのであれば否定する材料は無いので、支持したいです。
ただ、生理に関しては非常にデリケートでプライベートな情報だと思うので、それが悪用されないかとか、生理中だということをアピールすれば何やってもOKかと言うとそれは違うと思いますし、バッジをズルする為に使ったりとか、そもそもそれを見せられてもお客さんはどうすれば良いんだとか、色々と懸念はあると思います。まだ試験的な運用のようなので、反応や意見を受けてブラッシュアップされていくと思いますが、良い物にするためには男性側の意見も必須だと思うので、思ったことは臆せずガンガン言うべきだとは思います。勿論ハナから否定とか喧嘩腰がダメですけどね。
最初にも言いましたが、まだまだ知識不足ですし、自分に無いものを理解するというのは非常に難しいことなので、人体の構造が変化でもしない限り、もしかしたらこの先何年何百年何千年経っても本当に理解は出来ないかもしれません。ただ理解しようと努力し、歩み寄ることは出来るの出来ますし、どちらか一方では無く、お互いが歩み寄ろうとすれば、心から理解したいと思う人もきっと増えてくると思います。まだまだ至らない点があるかもしれませんが、女性の方々、どうか宜しくお願い致します。
- 作者: 小山健
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/11
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る