とある大企業が週休3日制を導入した所、生産性が40%も向上したということで、全企業に導入すべきだという極端な意見や、自分の会社にも導入してほしいとか、こういう企業に比べてウチはみたいな自分語り的な愚痴も散見されますが、果たして本当に週休3日にすれば生産性は向上するのか、羨ましがる前にそこを考慮すべきでは無いかと自分は思います。まずは内容をしっかりと読んでみましょうか。
「ワークライフチョイスチャレンジ2019夏」という取り組みで、今年8月に実施したということで、期間は非常に短いですね。また他にメール対応や会議の時間を減らすように制限をかけ、会議自体を無くすような試みも行ったとようで。色々とやっての結果ということですね。というわけで実験的な試みなのでこれからずっと週休3日制というわけでは無いようです。冬にも同じ試みをするようですが、夏の時に行った金曜日の休みを特別有給休暇としていた試みは無く、有給休暇取得の奨励日となるようです。
というわけで、まだ完全週休3日制にはならないようです。ただ、こういった試みに対してGOサインを出せる環境に関しては本当に素晴らしいと思いますので、少しでも良いなあと思うのであれば、自分から自分の職場に働きかけてみては如何でしょうか。勿論超仕事できる奴らが集まる超大企業だから出来ること、かもしれませんが、何も休みを増やすことだけが自分の職場にとって最善の改善とは言えないと思うので、こういった取り組みを行っている企業もあるということで、参考にしつつ自分の環境と照らし合わせて、自分の会社にとって必要な改善案を練り上げましょう。