正しさの定義とか曖昧さとか、
正義とか
そういったものに関する話は凄まじい量になるので割愛として、
今回は正論の使い方について思うことでも書こうかと思います。
正論。
正しいとういう文字が入っている為か、絶対的な力を持ち、
SNS上なんかでは一撃必殺の武器みたいな使い方を良く見かけます。
「正」論なんですから、恐らく言っていることは「正しく」
悪いことは無く間違ってることも無いんでしょうが、その絶対的な力が故に
正論を非常に嫌う人々もいるのも事実です。
皆を想ってこその正論であったとしても、
言葉は結局相手の捉え方次第なので薬は毒に、小声は大声に
小さな親切は大きなお世話、救いの手は暴力の拳と捉えられたりもします。
そういう方々に果敢に正論を振り回すのは自由ですが
そもそもそういう方々が正論を求めているかを気にしなければ
相手の為にもなりませんし、只の自己満足になりかねません。
「Aって映画面白いよね～」って盛り上がってる所に踏み入って
「その映画の何が面白いの？」って言ってるのと同じですね。
その行為の良し悪しはさておき、自己満足寄りの正論を振り回し過ぎると、
いつか必ずどこかで何らかの形でしっぺ返しを喰らいます。
十人十色、様々な人々が閲覧するSNS上で正論を振り回すのは
結構リスクがあるということを覚悟するのと、有名になればなる程
リスクは高まってくるということを理解して発信するのが良いかと思います。
自らの成功を基にした論理は大声で話したくなるもんですが
「何で君達はこうしないの？」みたいな挑発的な内容に
勝手に刺激されてイジメられてると解釈する人もいるということを忘れずに。
