FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

手料理と愛情は必ずしもイコールでは無い

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前々から気にはなっていたのですが、「愛情の込もった手料理」という言葉に違和感を覚えます。まるで手料理以外の料理は愛情が込もっていないように感じるのはちょっと被害妄想過ぎかもしれませんが、何も手間暇をかけた料理に愛情がこもるか否かは人それぞれなのであまり気にする必要は無いかと思います。

冷凍食品を温めて出したり、買ってきたものをお皿に盛り付けて出すだって、愛情があるか無いかはそれぞれですしね。極端なこと言っちゃえば栄養さえ摂取出来れば良いんですから、栄養が同じ手料理と出来合いのものに差なんて本来は無いんです。

愛情云々は人の気持ちの話なので、出来合いのものを出すことに後ろめたさを感じることは無く、周りも指摘する権利なんてありませんし、それは愛情を語っているようで自分を正当化しているだけの只のエゴでしかありません。こういうのは後々自分の首を締めることになるのでオススメ出来ませんし、愛情という言葉を盾にして自分の主張を押し付けているに過ぎません。

相手のことを想って食事を用意する、形が違うだけでその行為の中に愛情はもうあると思います。愛情に大小の貴賎は無く差も無いので、各々のご家庭で各々の愛情を育めるような環境が作れているのであれば、周りを気にする必要なんて無いかと。