「ウォーレン・バフェット」といえば、投資家で知らない人は
まず居ないだろうという位の有名人。「オマハの賢人」と呼ばれる彼は
多くの投資家の憧れの存在であり、彼との「会食」の権利はなんと
5億で落札されると言えば、彼を知らない人でも凄さがわかるのではと。
そんな彼の名を非表示、NG設定せよとは何事かと思われる方も
少なからずいるかと思いますが、少し話を聞いてくださいなと思います。
別に彼とは面識もありませんし、恨みもありません。
彼を否定非難する材料も一つも無いので、特に何の感情も無いのです。
じゃあ何故って話ですよね。
自分が目の敵にしているのは、バフェット本人ではなく
「バフェット」の名を騙る輩や、
「バフェット」の名を出して記事を書くメディアの存在ですね。
バフェットの投資哲学に学ぶ、とか
バフェットが保有しそう、買いそうな銘柄とか
虎の威を借る狐がまあ多いこと多いこと。
事実が全ての株式相場にて、保有「しそう」って何だって話ですよ。
実際保有してから書きなさいよって話です。
そういったくだらない記事を真に受けて、
イナゴとなる投資家が量産されていくのは見てられません。
もしバフェットが気になるのであれば、
追いかけるべきは、バフェット「本人」の発言や動向のみです。
他は見る必要はありません。
投資で成功する為に必要なのは、記事を追いかけることでは無く
自分だけの投資スタイルを確立することと、
どこまで行ってもニュートラルでいられるメンタルです。
事実以外はノイズでしか無いので、追いかける情報は取捨選択し
出来るだけ質の高いものを揃えておきましょう。
- 作者: チャールズ・エリス,鹿毛雄二
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