キャッシュレスに関しては遅れていると言われていた日本も
様々な取り組みのおかげなのか、個人的な印象では随分と浸透してきているな
という気がします。自分の周りも最初は嫌がる人が多かったものの、
こういうのは最初が一番面倒くさいだけで、すぐに慣れる人ばかりでした。
会計のスムーズさに慣れてしまうと、もう戻れないなという気がします。
しかしそういった流れに警鐘を鳴らす人もいるようで、
キャッシュレス化が進み、紙幣や硬貨という「形あるお金」に触る機会が
薄れてしまうと、子供はお金が持つ価値を理解できるのだろうか?
という懸念があるとのことです。まあわからなくも無いですね。
でも個人的には、形があろうと無かろうと特に問題は無いと思っています。
というかですね、子供の金銭感覚を養うのは「大人の役目」なので
キャッシュレスの世の中で、どういやって子供にお金というものを教えていくか
考えるのはまずそこなんじゃないでしょうか。
嘆くヒマがあったらアイデア出して工夫しなさいよ大人なんだからって話です。
時代が違えば教え方だって異なってくるでしょう。
子供は大人が思うより賢く、現状への適応速度が非常に優れているので
しっかりと導いてあげれば、懸念しているような事態にはならないでしょう。
どうも「ついて行けない大人が子供をダシに文句言ってる」ようにしか見えません。
そもそも真にお金の「価値」を理解していると、胸を張って言えるのかが疑問です。