FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

任天堂は初めから携帯機1本で行きたかったように思えてならない

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小型機の噂は少し前からあったものの、
昨日突如として「Nintendo Switch Lite」は発表され話題ですが、
スペック等を見る限り個人的には現行のSwitchから乗り換える、または
もう一台購入するという選択肢は無いかなという印象ですが
任天堂はそもそもSwitchを携帯機として売り出したかったのではと
この発表を受けて思うようになりました。

以前にSwitchを各家庭1台から1人に1台といった展望を聞いた時に
かねてからファミリー向けのハードを打ち出し続けてきた任天堂
3DSが現役であるにも関わらず、おかしな事を言うものだなと思ったものですが
今思えば「携帯機として普及させたい」という意味だったのかもしれません。

そう考えると、お世辞にも綺麗とは言えないドックの形状や
ジョイコン周りの不具合の多さ等、元々Switch Liteの形状が先に出来上がって
この辺りの機能は後付だったんじゃないかと邪推してしまいます。
やはり「本体を売るビジネス」は非常に儲かるということでしょうかね。

ポケモンも出ますし、ここらでSwitchの目標販売台数、ひいては悲願?の
1人1台に向けてブーストをかけていくということなのでしょうが、
正直そこが、今年がピークになってしまわないか不安になってしまいます。
もしかしたらある程度売り切ってSwitch Proとか出す為の布石なのかもですが。

時代がハイエンドに向かっている中、独自の理念の基舵を切った任天堂ですが
後からVRを追加したり、と思ったらSwitch LiteではVR非対応だったり
結局Laboをフォローしていく気があるんだか無いんだかわからなかったり、
かなりふらふらとしている印象を受けます。

宮本さんや青沼さんはゲームのスペシャリストとは仕事をしたいと思わない
というような発言をしていましたが、任天堂に今本当に必要なのはその
「ゲームのスペシャリスト」達なんじゃないかという気がしてなりません。