学校で動物を飼う理由って何でしょうかね。
各学校で理由は様々でしょうが、命の大切さを学ぶためとか
動物と接することで豊かな心を育むこと、とかでしょうか。
とある理由から家の近くにある学校で飼っているヤギを助けたことがあり、
それからは先生のお誘いの元、たびたび様子を見に行かせて頂くのですが
出会った頃の衰弱っぷりが嘘のように、とても元気な子に育ちました。
先日も会わせて頂いたのですが、どうも様子がおかしく
慌ててその道のプロの方に来て診ていただいたのですが、どうやら
毒草を食べてしまったようで、頭がおかしくなったかのように暴れていました。
付近にヤギにとって毒となる草は生えていなかったのですが、
後々話を聞くと生徒の誰かがどこからか持ってきた草を食べさせていたようで
今日もまた、同じようなことが起きてしまったようです。
勿論その生徒は毒だとわかって食べさせたのではなく、あくまで
「お腹へってるだろうから」ということで食べさせたのでしょうが、
草なら何でも良いというわけでは無いことを、もっと教えるべきだと思いました。
この辺は学校側がもっと管理を徹底し生徒に周知させるべきですが、
「ヤギを飼っている学校」に子供を通わせている親御さんにも責任はあると思います。
相手を思いやるにはまず理解が必要で、相手が言葉の通じない生き物であるならば
尚更理解が必要だということを、どうかご家庭でも教えて上げて下さい。
もし自分のせいで動物が死んでしまった、なんてことになったら
小さい頃の子供の心へのダメージは相当のものだと思いますし、
善意でやった行為であるならば尚更負担は大きいと思いますので、
それだけは絶対に避けたいですし、避けてほしいと思います。
相手を想って与える優しさもあれば、相手を想って与えない優しさもある
こういうのは流石に小さな子供たちには難しい話だと思いますし、
学校側でカバーできることも限界があり、
家庭側でカバーできることも限界があるので、
どっちが良い悪い、やるやらないの話では無いと思いますが
お互いベストを尽くして子供さん達を育てて支えてやって欲しいと思います。
動物と触れ合うことはかけがえのない思い出になりますし、
どうか大切にしてあげて下さい。本当に宜しくお願い致しますね。