FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

「世間」とは適度な距離で付き合う

f:id:cuptan:20190530214245p:plain

「世間」の原義を辿ると仏教用語だということを、この記事を書くにあたって
初めて知りました。中々興味深い用語で深く調べたくなりましたが、今回は
「世の中、または社会」と一般化している方の意味で使っていきたいと思います。

SNS等の台頭やWEB利用の一般化など、今や世間との距離というのは
あって無いようなものかと思いますが、最近は世間との距離が近すぎる人が
多すぎるような気がしてなりません。

目的や意志があって自ら近づいていくのを止めはしませんが
世間というのは敵でも味方でも無く、得体の知れない渦みたいなものなので
コントロールするつもりで飲み込まれていってしまう人が後を絶たないイメージです。
アレを支配下に置くのは、それこそ全知全能でも無い限り無理かと。

なので自分は、どれだけ世間が騒いでいようとも、自分に本当に必要な場合のみ
渦中に飛び込むことにして、普段は遠くから望遠鏡で少しだけ覗く、くらいにしています。
渦中に飛び込む癖がついてしまうと、いつか必ず飲み込まれてしまいますしね。

何でも知る必要は無いですし、
何でも反応する必要もありませんし、
何に対しても意見を言う必要もありません。

何においても、適切な距離というのは生きやすさを生み出してくれるものです。