日本では来月に発売が予定されている「RAGE2」
海外版は本日解禁となりましたので早速プレイ。
極めはしないものの、一通りは終えたので感想でも書こうと思います。
良かった点
- 爽快な戦闘
- 単純に動かしていて楽しい
- ポストアポカリプス的なユーモア
悪かった点
- ボリューム不足
- 盛り上がりに欠けるストーリー
- 密度の薄いオープンワールド
前作はPS3時代のゲームながら非常に高精細なグラフィックで
様々なゲーマーに期待を抱かせたかと思いますが、物語が尻切れトンボで
え?ここで終わりなの!?と、プレイした誰もが驚いたかと思いますが、
本作でも全く同じ感想を抱くことになるかと思います。
メインストーリーだけを追っていけば速攻で終わるゲームは幾らでもありますが
本作も同じで、早い人なら恐らく4~5時間でクリアしてしまうかと思います。
自分はサブもそれなりにこなしましたが、クリアまでは10時間。
一応オープンワールドということなので、ちょっとボリューム不足は否めません。
ストーリーに関しては最初から盛り上がりに欠け、終始そんな感じのノリなので
イマイチ入り込むことが出来ませんでした。倒すべき敵も、協力してくれる仲間も
もう少しぶっ飛んだ感じに設定しても良かったかもしれませんね。
パッケージに映っているようなヒャッハー連中も蓋を開けてみれば優等生な感じで
ビジネスでこのキャラやってんすよ感がひしひしと伝わってきます。
基本的にこの世界の皆、賢くて真面目なんですよね。
戦闘に関しては流石という感じで、id Softwareの貢献の賜物なのか
とにかく動かしていて楽しいです。武器、スキルを駆使して組み合わせると
俺TUEEEEが出来る絶妙な調整となっていて、この辺はDOOM好きにはたまらないかと。
というかもうDOOMのDLCみたいなもんですマジで。
細かな挙動と良い、このゲームの面白さの大半はこの戦闘によるものとなっています。
悪かった点に密度の薄いオープンワールドと書きましたが、
決してスッカスカとかそういうのでは無く、ジャストコーズやゲーム版マッドマックスで
有名なAvalanche Studios製オープンワールドの悪い部分が出ちゃってるなという印象です。
欲しいところに建物やダンジョンみたいなのが無い!って感じで、ビークルやバイクを
使わせたいが為に配置してあるだろうなという感じが否めません。
ヒャッハー感を味わいたい人は肩透かしを喰らい、
単調なミッションの繰り返しというオープンワールド課題もそのまま残っていますが
動かしていて楽しい優等生なゲームには間違いないので是非プレイしてみて下さい。
日本版は2019年6月6日発売です。
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2019/06/06
- メディア: Video Game
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