友人宅で漫画を見かけたのが始まりで、
思えば異世界転生モノをしっかり読むのは初めてだったかもしれません。
アニメ化に関しては読み終えた後から知ったので未視聴です。
世に溢れる異世界転生モノはWEB連載の漫画で追っかけているので
他作品との比較は難しいのですが、正直本作は自分には合いませんでした。
最初のヴェルドラとの出会いからの友達の流れも
ちょっと都合良すぎやしないかねという感じで、序盤は苦痛でした。
状態異常への耐性をポンポン得るのも何かこう違和感が拭えなかった。
鬼人辺りの展開のところは素直に仲間が増えて面白かったのですが
建国以降は消化試合感が強く、予想通りの展開が続き
各国の要人軽すぎるだろとツッコミをいれながら読んでいました。
後はまああのラストは蛇足じゃないかなと。
主人公以外にも別の世界から来た人たちがいるという設定は
自分が読んでいる中では珍しく、また設定も細かだったので
結構自分好みの要素は揃っていたものの、他の人にもオススメ!
と言えるまではハマることができませんでした。
修行シーンとか、村が発展していくシーンみたいな
主人公が苦労して挫折して立ち直って顔つきが変わっていく
みたいな展開ががどんな作品でも大好きな自分としては、
どんな苦難も飄々と乗り越える異世界転生モノは合わないのかもしれませんね。