ラッキーには期待しない
ロビンフッダーなんて人達も出てきたように、昨今の大相場に惹かれて株式投資を始める方も増えてきているようです。直近のIPOでも初値が10倍近い銘柄がありましたし確かに夢はありますね。しかしそういう方々が往々にして夢見る「一攫千金」ですが、投資の世界でこれを狙うのは時間とお金の無駄になることが殆どです。そんなことするなら普通に国に認められたギャンブル等にお金を使った方が、一時でも楽しめる分マシじゃないかなと思います。
堅実こそ正義
多くの方は「莫大な利益」を狙いますが、投資の世界で莫大な利益を得るためには莫大な資金が必要なので、1日に何万も何十万も稼ぐといったことは手元に潤沢な資金が出来たらにしましょう。大切なのは、可能な限り損を抑え、利益を堅実かつ着実に積み上げていくことです。これは基礎中の基礎ですが、基礎に忠実であればあるほど株式投資の世界で生き残れる可能性が高まります。
絶対に損は起こる
株式投資の世界で常勝無敗はまずありえません。様々な要因から必ずどこかで損は発生します。大事なのは損が発生した時に適切な行動が取れるかどうか。一攫千金を狙う人は殆どがこの「適切な行動」が取れず、損を最大限に拡大してしまいます。根拠のない理論や自信、感情は捨て去りましょう。損をすること自体は悪いわけでは無く、適切な行動が取れなかったことが悪いんです。
右肩上がりは狙わない
損をしないことを目指すのではなく、損をした時に適切に対処に損を最小限に抑えること。利益も普段から大きく狙うのでなく欲張らない程度を目指し、適切なタイミングが来た時にリスクを取って行動し大きめに利益を得る。この際上手く行っても奢らず調子に乗らず、またいつもの欲張らない状態にスムーズに移行していく。綺麗な右肩上がりの斜面を目指すのではなく、階段のような感じで積み上げていくことを意識すると良いかもしれませんね。