昨年以上に今年は年始から波乱の株式相場ですが、何で下がってるの?と友人より質問を受けたので、このブログでも自分なりに初心者向けに解説していこうかと思います。結論から言ってしまえば「なんだかよくわからないから」下がっています。
自分の置かれている状況や先行きが不透明だと不安を覚えますよね。それと同じで相場も不透明感が漂っているから下がっています。今回は新型肺炎に関する懸念があり、明確な答えを誰も持っておらず、影響の度合いも予想こそ出来るものの実際どうなるかわからない。霧がかかって先が見通せない道を積極的に進む人はあまりいませんよね。相場参加者も進みたい気持ちはあるけれどその場で足踏みしており、「霧が晴れたら行けばいいや」と踵を返して帰っちゃってる人もいるような状態です。投資とは基本先のことを考えてやるものなので、先が見えないことは明確なリスクであり、そういったものを極端に嫌う傾向があります。誰しも損はしたくないですしね。
リスク承知で株価の上昇を期待して資金を投じる人が少ない以上、株価というものは上がりません。加えて今は米大統領の弾劾問題、主要企業の決算シーズンと、株価が上下に動く要因が沢山あるので、必要以上に株価が動いているという面もあります。最近は人の意思をあまり介さないAIのような機械的な売買も増えていますので、下降であれ上昇であれ、どちらかに極端に傾くこともしばしばあります。
どうするべきかの答えは誰にも出せない為、個人個人で考えて行動するしか無いですが、楽観にも悲観にも傾かず、出来るだけフラットな気持ちで臨むと良いかと思います。あまり先のことを言うと考えが傾きがちなのでやりたくは無いですが、現状を加味すると自分は2~3月は上昇に転じて、4月から下降し5月に底をつけて、そこからは再び上昇に転じるのでは無いかなと考えています。まあ当たるも八卦当たらぬも八卦ですね。ここまで読んでくれた方に向けたオマケとして書いておきました。