誰しも名前ぐらいは聞いたことのある「優れた人々」は、一般の方と比べて読書量が非常に多い。といったことがあるようで、その人達に習って例えば「自分も毎月本を10冊読むぞ!」といった目標を立てる人がいますが、これは正直オススメできませんし、恐らく最初の数ヶ月ないし数週間で挫折するでしょう。理由は幾つか考えられますが、まずそもそも最初から本に対する姿勢や向き合い方がズレている為続かないんだと思います。
冊数というのは結果でしかない為、目標として掲げるものでは無いと自分は思います。真剣に読んで10冊、パラパラめくって10冊。どっちでも目標は達成できていますしね。大事なのはその本からしっかりと何かを吸収できているか?なので、冊数にはこだわらず、真剣に内容と向き合うことを心がけると良いかと思います。
また、本を読む際は内容にしっかり興味を持つことも重要です。義務的に読んだところで知識は身体の芯までは吸収されません。書いている内容がどうしても納得できない、共感できない等「合わない本」というのはありますし、そういったものは無理に読む必要はありませんが、斜に構えてしまっていたら面白いものも面白いとは感じないですし、得るものも少ないでしょう。どうしてこの著者はこんなこと言うんだろう?とか色々を考えを巡らせ様々な視点から読むとどんな内容も入ってきやすいので、やってみて下さい。
あ、よく本を読む人は読まない人に比べて収入が…なんてことも見かけますが、これに関してはちょっと思うことがあるのでまた後日書けたらいいなと。早ければ明日にでも書くので、宜しければお付き合い下さい。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本