「嫌い」の感情にもっともらしい理由を掲げなくてもいいんじゃないかな

例の献血ポスターの件の時も少し思いましたが、最近話題になった漫画「娘の友達」の件に関しても、なんだかなあという印象です。漫画に関してはこの記事を書いている時点ではクレームや抗議の連絡は1件も来ていないようなので、尚更なんだかなあという印象です。炎上商法なんじゃ無いのと疑ってしまうくらい現実では何も起こっていなかったところを見ると、そろそろこういう難癖まがいの吊し上げ方には限界が来ているようにも思えます。

発端のニュースサイトもアレですが、読みもせずに乗っかってあーだこーだ言うのもどうかと思います。性的搾取を助長する？本気で言っているんですかね？勿論可能性はゼロじゃないと思いますが、読んでいる人をバカにし過ぎじゃ無いですかね。子供に悪影響？子供だって現実と創作の区別くらい付きますよ。心配しているフリをして、下に見すぎじゃ無いですかね。どうもこう本当に危惧しての発言は極少数で、あとはただのエンジョイ憂さ晴らし勢な気がしてなりません。

要は自分はこれ嫌い！！ってだけじゃ無いですかね。もしそうならそう言えば良いじゃないですか。それだけ言えば良いじゃないですか。もっともらしいことを言って自分の感情に肉付けする必要はあるんですかね？問題提起をしている風みたいに言って、色々と巻き込む必要は無いのではと思います。

別にいいじゃないですか、個人の好き嫌いに良いも悪いも無いので、何言ったって自由です。ただし、自分の主張の正しさを通したいのであればそれ相応の努力と覚悟は必要です。後で赤っ恥かいたり、自分が不利にならないようにすべきです。それが出来ないのであれば、容易に首を突っ込まないことです。どう転ぼうがどうでもいい人から見れば、叩いている人の大半は作品を毛嫌いしているように見えて、結局その作品の力を借りて自分を表現しているように見えて、随分と歪です。

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣