FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

「高齢社会における資産形成・管理」を読んで

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金融審議会がまとめた指針案「高齢社会における資産形成・管理」について
記載されている内容に対して怒っている人々がいるとWEB上で見かけたので
ちょっと読んでみようかなと思い、新幹線の中でざっと読み終えてきました。

燃え上がっているのは「公的年金だけでは望む生活水準に届かないリスク」
という項目で、年金だけじゃ満足な生活送れないかもしれないから、
就労を継続したり、収入と支出のバランスを考えたり、資産運用したり
「自助を」行っていく必要があるっぽいぜという内容が書かれていました。

まあその通りというか、書かれている内容は至極真っ当だと思います。
こんなことは普段から行うべきであり、燃える程でも無いような気がします。
この世に絶対安心はあり得ないですし、国の状態がどのようなものであろうとも
年金に頼り切ってあぐらをかいているのは怠慢と言わざるを得ません。

国といえど人であるので、完璧に運用するなんて無理な話です。
それに、「望む」生活水準とか、「満足な」生活とか書かれているだけで
もうお前ら見捨てるから後は勝手にやってくれな!とは一言も書かれていませんし
この文面からそれを読み取るのは、ちょっと想像力は豊か過ぎるかと。

どの世代が、どれ位の人達が怒っているかは知りませんし
単に暇つぶしで怒っているだけで、1週間もすれば芸能人のゴシップネタに
怒っていそうな気がしますが、年金はアテにならんとわかったなら収穫でしたね。
さあ後は自己防衛、自助のお時間です。
就労を継続したり、収入と支出のバランスを考えたり、資産運用したり
やれることはいっぱいあるので、文句を書く手を止めて、頭を使い
望む生活水準を送るにはどうするかを考えてみては如何でしょうか。

自分はこういう話題で一喜一憂したく無いのもあって資産運用や副業等
出来る限りのことに手を出して、忙しくも毎日楽しく暮らしています。
投資家としては、参加者が増えるのはありがたいので是非相場においで下さい。
但し、しっかり勉強してギャンブルとならないよう注意して下さいね。