FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

人生において、最短ルートが必ずしも正解とは限らない

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以前ブログで恩師の教授の飲み会に参加してきた話をしましたが、
あれ以降、連絡先を交換した学生さんから色々相談を受けることが増えました。
自分は相談にされるような出来た人間では無い気もしますが、向こうも真剣なので
真剣に、出来る限り、手札を全て曝け出すつもりで答えるようにしています。

そういう年齢というか時期なのかもしれませんが、
人生に対してかなり前のめりというか、生き急いでいる子が多いですね。
勿論悪いことでは無いとは思うのですが、もう少しスピードを緩めてみても
良いんじゃないかなと自分は思っています。

最速、最高率、全力疾走、振り向かず、立ち止まらず。
それでゴールにたどり着けるなら、それが一番かもしれません。
でも人生ってのは予想だにしない事態が必ず訪れます。
どれだけ予想して対策しても、その事態ってのは軽々と予想と対策を越えてきます。

そういう不測の事態と直面した際に、最短で全力疾走であればあるほど
派手に躓いたり、転んでしまってリカバリーが大変になり
最悪の場合そこで心が折れてしまってその道を諦めてしまったりするものです。
必ずしもそうなる、というわけではありませんが。

根を詰めて勉強をするより、合間合間に休憩を入れてリフレッシュした方が
身につく速度が速かったりするように、人生においての正解というのは
最短ルートを全力疾走していた時には見もしなかったような横道だったり
足元だったり、まさかこんなところに!?という場所で見つかるもんです。
まあ正解という言葉は正しくないかもしれませんね笑

学生時代は勉強も勿論大切ですが、それ以上に
時間というアドバンテージを大いに利用して、様々なことに興味を持ち
調べて、出来ることなら経験もしておくのも忘れないで欲しいですね。
普段なら興味ないと突っぱねていることも、気にしてみたら
案外それがあなたにとって良い影響を与えてくれるかもしれません。