5月14日に解禁となった「A Plague Tale: Innocence」
何故か日本語での紹介はあるものの、日本語は非対応となってます。
恐らくそのうちコンシューマーでも発売するのでそのためかと思いますが、
待ってられないのでササッとクリアしてきましたよ。
良かった点
- 空気感が感じられるグラフィック
- 引き込まれるストーリー
- 緊張感が途切れないプレイ性
悪かった点
- 操作性に若干難あり
- 一部謎解きや説明が不親切
- 敵の動きが単調
プレイ時間は11時間ほど、謎解きや敵への対処に迷わなければ
7~8時間でクリア出来る感じかと思います。このゲームに関しては個人的には
そこまで注目はしていませんでしたが、結果ダークホースとなりました。
かなり日本人のゲーマーにも受けが良いんじゃないかと思います。
だからこそ日本語非対応にしたっぽい気もしますが…
とにかく世界観が素晴らしいですね。「Horizon Zero Dawn」や「God of War」を
プレイした時に「ゲーム画面で空気感が味わえるなんて…」と驚きましたが
本作も美麗なグラフィックに素晴らしいサウンドが合わさり、この世界に入り込める感が
味わえるので、ゲーム開始早々にこのゲーム当たりだわと思った程です。
ストーリーに関しても非常に優れており、途中でプレイを辞めずに進めたくなります。
何ならゲーム性は後から付け足したんじゃないか位の内容なので、ゲームかどうかと
言われると、ゲーム部分はオマケでお話と世界観を楽しむ作品と言いたくなります。
そのせいか一部ゲーム性が犠牲と言うか、不親切な部分もあり、シビアな場面でも
キャラクターの固い操作性のせいで上手く進めない…なんてこともありました。
ゲーム部分は謎解き(パズル)とステルスがメインとなり、基本はステルスで進み
道を塞ぐパズルを解き進み、避けられない戦闘では石やギミックを駆使して戦う感じです。
戦闘と言っても、「どう見てもここが弱点だろ」という部分丸出しの敵ばかりで
戦闘と言うよりはパズルみたいなものなので、基本やられることは無いでしょう。
アクション性は皆無なので、誰でも遊べるという利点はあるものの、
単調な行動の敵ばかりなので、ゲーマーには少々物足りない部分もあるかと思います。
分岐も無いのでリプレイ性に関しては皆無ではありますが、
あくまでお話と世界観を楽しむ作品だと思うので、そこは別にマイナス点にはならないかと。
ソウルシリーズに通ずるものも感じるので、最近ダークファンタジー要素が足りねえなあと
感じている人は是非購入をオススメします。