PC版が先日配信されたローグライク2DアクションRPG「Dark Devotion」
遅ればせながらプレイして昨日クリアしたので感想でも書こうかと。
因みに本作はコントローラー対応。PS4コンもサポートしてました。
良かった点
- 豊富な武器とアイテム
- 魅力的なキャラクターとテキスト
- ボリュームあるゲーム内容
悪かった点
- リプレイ性が皆無
- チュートリアル等説明が不足
- 単調なアクション
真エンディングを見るまでには10時間程。
非常に惜しいゲームだなという感想は、クリア後も変わりませんでした。
本作は基本的に一方通行で、拠点より一歩足を踏み出せば
特定のアイテムを使用するか死ぬまで拠点には戻れません。
一度入ったエリアも入り直しは出来ないので、取り逃したアイテムや
新たなルートを開拓するのには一度拠点に戻ってやり直す必要があります。
拠点に戻った際は、ダンジョンで拾ったアイテムや武器は全てリセット。
初期装備に戻されてしまいます。クエストや道中で設計図を得ると、
拠点にいる鍛冶屋で武器やアイテムを装備し直すことが出来ますが
回復アイテムもMAXでは無く数個しか補充されないので、自分の考えうる
最高の装備で特定のボスと戦い直しということは基本出来ません。
ある程度ダンジョンを回ってアイテムを集め直す必要が出てくるので
ボスで詰んでしまうとアイテム集め直しの時間が非常にストレスに感じてきて
代わり映えしない世界も相まって段々と飽きてきてしまいます。
永続的にステータスを上昇させる「ルーン」や敵を倒して得る「オーブ」を集めて
拠点の得られる加護(バフ)を得るとロストの可能性が減りますし、
結局何度も拠点に戻らなければいけないので序盤から優先して行うと良いかも知れません。
この辺りの説明もゲーム内で殆どされないので、チュートリアルが不足しているのは
単純に不便でしか無いですし、不満でもあります。
ストーリーやキャラクター、テキストに関しては
ソウルライクさが上手いこと表現出来ている感じで、もっと知りたくなる反面
殆どのキャラクターにイベント等が用意されていないのが非常に残念でした。
武器やアイテムが非常に豊富な反面、基本は武器を振るだけなので
コンボやスキルによる攻撃の派生等が一切無いのはどうかなという感じです。
回避による無敵が非常に長いので、回避して武器振っての繰り返しとなり
ボスの攻撃手段も少ないため、戦闘は単調になりがちとなっています。
この辺りは次回作等で改善して欲しいかなと思っています。
手を叩いて面白いぞ!とは言えませんが
思ったよりも楽しめる、という感じなので気になった方は是非。