FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

有給を取りやすい環境は自分から作ってみてはどうか

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有給、懐かしい響きですね。
自分も会社員の頃は有給取りたいって言い出し辛く苦労しました。

何故か知りませんが有給を取ろうとする人が少なく、
その為「有給を取り辛い空気」を感じて躊躇ってしまうんですよね。
忙しくて取れないならまだしも、忙しくもないはずなのにこれは辛い。

当時から聞きたいことは聞いて、言いたいことは言うスタンスだったので
一度個人個人に何故有給を取らないのかを聞いてみたことがありますが、
その職場で一番の理由は「皆取ってないから」でした。

わかるわーと思いながらも、自分はとある理由からガンガン取りたかったので
「有給を取りやすい空気」を作るしか無いか~と色々考えました。
若かったのもあって多少のケガは覚悟の上での策を実行することに。

遂に入社一発目の有給を申請する日となり、書類を持って上司の席に。
一発目ですし有給申請も珍しかったので、上司も思わず理由を聞いてきました。
よし今だと思い、「その日ゲームの発売日なんですよ」と大きめの声で言いました。
…割と周りがとざわざわしたのを今でも覚えています。

内心僕と上司は笑っていました。というのも上司とはグルだったんですよね。
僕から上司に提案し、面白そうだからということで上司のノッてくれました。
ゲームがしたい、という理由は上司と相談し、「突拍子もないのが良いね」ということで
ここに勤めている人が絶対言わなそうで抵抗のありそうなこと、
自分が趣味として公言していた「ゲーム」にしました。実際やりたかったですし。

申請がすんなり通ってしまうので皆は驚いたかと思いますが、
勿論やることはやってスケジュールも調整の上での申請なので文句は出ず。
その後もやりたいゲームの発売日の度に有給を取ることを繰り返し
誠に不本意ではありますが、
あんな「くだらない理由」で有給取れるなら自分も取っても良いのでは…
という空気を作り出せたら良いなと思っていました。

その甲斐あってか、有給=悪みたいな空気は薄れ、
しっかりやることやってれば「取っても良いものなんだ」という空気になり
有給の為に集中して仕事終わらせるぞ!みたいな感じで個々のモチベーションも上がったり、
有給の為のスケジューリングでコミュニケーションも活発になったりと、
良いことや、余波による思いがけない良い影響なんかが沢山ありました。

まあ上記のは一例ですし、失うものなんて何も無いぜ!当たって砕けろ!という
ある意味博打な行動だったので、全ての環境で有効かはわかりませんが、
環境が変わるのを待つのではなく、自ら変えていくのも時には必要かと思っています。