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「優等生」タイプの人間に平社員は向いてない話

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あまり平社員という言葉は好きでは無いのですが、
役職に就いていない一般の社員として一番わかり易い言葉かと思い
渋々引用したという感じです。

「優等生」と書くとかなり特別感が出てしまいますが
自分が思う優等生というのは成績の良し悪しは関係なく、
例えば皆がふざけてるからって自分もふざける、ということはせず
波風立てず問題を起こさず真面目に学業に励んでいる人という意味で話します。

事を荒立てず真面目に目の前の仕事に実直に向き合う。
今の若い人達は昇進に興味も無いみたいですし(まあ眉唾ですけど…)
こう書くと優等生って結構平社員向きな気質な気もしますが
優等生は会社でも優等生しているとメンタルがやられます。

会社、社会、何だか大人な響きですが、実際子供と大人の境界なんて曖昧で
結局はその人の育ち方次第なので学校以上に様々な人達が存在します。
学ぶが働くに変わっただけなので、本質的には学校も会社も対して違いはありません。

ただ、学校は成績という絶対の判断基準があるので
口ばかり達者で騒がしくて勉強しない…という優等生が嫌うであろう人が
学校側から優等生より評価されるということは恐らく無いと思いますが、
社会ではそれが充分有り得えます。それも一つのスキルということですね。
「自分の方が真面目に仕事してるのに…!」ということは良くあります。

その結果優秀な人がいきなり辞めたりするんですよね。
優等生として、優秀もしくは真面目な社会人として努めてきたが故に影で貯まり続けてきた
フラストレーションにも似たエネルギーを一気に開放するわけです。

これは別に悪いわけでは無く、優等生タイプの人間というのは
周りに合わせるのではなく、自ら自分に合う環境や場を探したり
構築したりすることでこそ真価を発揮するものなので、フリーランス
起業なんかは「本質的に優等生」タイプの人間が向いていると自分は思います。

フリーランスや起業にリスクを感じるのであれば、自分の頑張りを
しっかりと社内でアピールする方法考えたり工夫することで輝けます。
恥ずかしいし面倒かもしれませんが、これをやらないと前述の通り、
「何で自分よりアイツが…?」現象に当ってしまいますよ。