awareness

あなたに意識を、あなたに気づきを

アイデアに煮詰まったときはこうしてみてはどうか

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自分の場合、アイデアを捻り出すのは主に仕事中ですが
まあ驚くほど何も浮かばない八方塞がり的な場面あるわけで。
そんな状態から切り替えるために色々試してみましたが
自分なりの抜け出し方を確立させたのでちょっと書こうかと思います。

  • 机から動かず、浮かぶまで頑張る

これはダメでした。浮かぶ場合もあるんですけどね。
宿題できるまで帰しません的なプチ拷問だと頭が認識するのか
どうにかして逃げ出す為のアイデアばかり浮かびます。
「あ、キーボード汚れてんな」とか集中力も散漫になってしまいます。

  • 遠出、もしくは旅行

リフレッシュしすぎてしまい頭空っぽになるので却下。

  • 身体を動かす

これもダメでした。
椅子から立ってモニターを見下ろしてみたり、
屈伸したりスクワットしたり歩き回ってみたり。
椅子から立ってしまったことで開放されたと感じるのか
「今日は頑張ったし明日やろ!」とか、まるで明日アイデアが浮かぶのが
決まっているかのような謎の自信を胸に目を逸らしがちになります。

  • カフェに行ってみる

意識が高い高くない問題はさておき、これも残念ながら。
昔から塾とか図書館とか、他に人がいる場所で勉強したりするのが苦手なので
お洒落なスペースでなんてとてもとても…。
あとはまあ、さっさと注文したもの飲み終えて食べ終えて会計すれば
回転率的な意味でも店に貢献できるのでは?いつまでもいるの邪魔では?
とか謎の被害妄想を拗らせたりするので無理でした。

  • 自宅、自室

本腰入れて掃除始めるので無理。

残念ながら自然とは対極にあるハード、ソフトウェアなご職業なので
触れ合ったところで「もう森へ帰って鹿肉のジャーキーとか頬張って生きてえな」
と今抱えているものを放り投げて大地と対話したくなるのでこれも却下。
ふと思ったのですが、デザイン等のご職業の方は煮詰まると自然の風景とか見て
デザインとか模様のパターンとか思いついたりするんですかね?

  • 建築物の眺めながらひたすら歩く

個人的にはこれがベストでした。
誰かが思いついたアイデアの塊を見回る、という感じでしょうか。
雑貨とかアイデア商品でもいいのですが、自分場合は他人のアイデア
打ちのめされたいみたいな願望があるので、単純に大きさですね。
巨大なアイデアの塊を見て衝撃を受けたいんだと思います。

歩くのは昼夜問わず暇があればですが、
人をみると気が散ってしまうので真っ昼間とか朝一番とかが多いです。
長い時はカメラ持って車を走らせて気づいたら他県なんてことも。

巨大なビル見て「こんなんよく倒れず建ってんな、どうなってんだろ?」
特徴的な家見て「どういう意図であんなデザインを…?」
屋根見て壁見て塀見て窓見て扉見て
とにかく設計者、建築者等の意図を自分なりに読みとろうと考えていると
なぜだかフッと「あの案件、こうすればいけるんじゃね?」とアイデアが浮かびます。

建築関係の仕事では無いので、技術やアイデアは流用できませんし
パクリやオマージュもどうやっても無理なのですが、何でしょうね。
かけ離れているジャンルだからこそ感じるものがあるのかもしれません。