awareness

あなたに意識を、あなたに気づきを

他人がやるべきことを、親切心で取ってはいけない

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「他人」と聞くと冷たい感じもしますが、「自分以外の人」
ということで今回は使っていくので、勿論家族も含みます。

本来その人がやるべき、やらばければ本人の為にならないもの。
そういったことを親切心から代わりにやってあげる人が一定数います。
子供の自由研究に熱を入れちゃう親なんかがわかりやすいかと思います。

やるなと言っているわけでは無いですが
普段から親切が染み込んでいる人は、親切が癖になってる場合もあるので
相手にかけるべき親切の量がわかっていない場合があります。
親切にすればするだけ良いってものでも無いんです。

何でもかんでもやってあげたりすると、本来発揮すべきやる気が削がれたり
向上心や得るべき経験値が極端に減って、最悪怠けてしまうかもしれません。
子供の宿題なんかは特に気をつけないと、「どうせ手伝ってくれるしな…」
と怠け癖がつく可能性もありますしね。子供って賢いですから…。

あくまでも「小さな親切」を心がけ、積み重ねるのが良いかと思います。
親切できた欲ってのは結構気持ちよくて、クセになってしまうと
いつか必ず「大きなお世話」をする人になってしまい、最悪の場合
「自分が思う親切を押し付けてくる人」という非常に厄介な人になりかねません。

何事においてもそうですが、例え親切であっても
受け取る相手がどう思うか、本当にその人の為になるのか
頭の中で色々考えた上で実行してもらえれば良いかと思います。