休職の本来の意味とはズレてしまうかもしれませんが、
あくまでもう二度と働かない!というわけでは無く、一時的に
休んでるだけという感じで休職という言葉を用いました。
あくまで自分の経験の話なのですが、自分は退職から再就職までに
一年
ほどひとっつも働かない期間を設けました。
最初に就職したところでは、本当に休み無く働いていたので
仕事以外の記憶が殆どありませんでした。
やりたいこともあったのですが、そんな欲望は忙しさに潰され
やりたいことも思い浮かばなくなっていました。
知人の指摘により、正常な心の状態では無いなと気付いたので
「やりたいことメモ」をつらつらと書き連ねていき、
辞めた後はこれを全部やろう!と決めていました。
メモの内容も充実してきた頃、やっと都合が付いたので無事退職。
次に仕事を再開するまではとにかく遊ぶことに徹しました。
やりたいことと言っても、「世界一周する!」とか壮大なものでは無く
「ジャンクフードだけ食って一日中自堕落に過ごす」とか
「風呂も入らずパジャマ姿で一日中ゲーム」みたいな
規模の小さいものが殆どですよ。勿論旅行も行きましたけどね。
お花見とか花火大会とか、季節のイベント等もロクに楽しめてなかったので
そういった「当たり前に楽しめていたであろう」ことを改めて噛みしめることで
心が正常に、豊かになっていくのを実感できました。
資金面は安月給ながら激務のため使うアテもなく自然に貯まっていましたし
投資もやっていたので割と余裕があったのが救いでした。
まあ、こういう期間を設けたいから貯めていたのかもしれません。
仕事が途切れる、というのはかなり怖いように思えますが
少しの間のお暇はあっても良いのではないのかなと思います。
休んだからって世間から置いていかれるということは決して無いと思います。
ようはその間の時間の使い方の問題で、自分にとって有意義に使えていればいいんです。
すでに家庭や守るものがある方は難しいかもしれませんが
仕事以上の経験値が貯まることだって可能なので、悩んだ方は是非。