車飛ばして朝イチで観てきましたよ。
ネタバレ有りの感想なので、気になる方は注意です。
悠と仁の戦いに決着
舞台はシーズン2より2年後、残るアマゾンは悠と仁の二人のみ。
4Cに追われる悠とそれを庇う美月は銃撃を受け水辺に落下。
その後2人は謎の子供達に助けられる。
その子供達が住む養護施設「切子聖園」にて手当を受けた2人。
園長の御堂によると「切子聖園」にいる子供達は全員親がおらず、
名前だけで呼ばれているというワケありの施設だった。
後日子供達の内1人が里親に「天使」として引き取られることに。
皆に祝福され施設を後にするも、その後施設にアマゾン2匹が強襲。
悠は変身して立ち向かうも苦戦。
それを見ていた御堂がアマゾンズレジスターを起動しネオアルファに変身。
協力してアマゾンを撃破する。
水澤令華によって悠の回収を依頼された駆除班4人が施設に合流。
施設の子供「ムク」に気に入られた悠は園長とムクに施設に残るよう説得されるも
自分がいると迷惑がかかるとこれを拒否。施設を後にすることに。
帰り途中の車内にて、先程「天使」として引き取られた子供と里親が乗っていた車が
養護施設から離れた謎の建物に駐車してあるのに違和感を感じた悠は単独で建物を探索。
そこで見たのは、先程の子供が調理され里親と思われる男女に食べられている光景だった。
激昂し調理途中の人物を止めに入るも、「あの子は人間じゃない」と告げられる。
あの施設にいた子供達は全員家畜として作られた「草食のアマゾン」だったのだ。
真実を知った悠は急いで施設に戻ることに。
その頃、悠を待つ駆除班の面々と美月は4Cの襲撃を受けその場から撤退。
無事に4Cを撒くも美月の怪我が悪化してきたので、
近くの建物で怪我の手当をする道具を探すことに…
施設に戻った悠は子供達に真実を告げるも、
子供達は自らがアマゾンであり、いつか食べられることは知っていて生活していた。
食べられて誰かの命になるなんてこんな幸せなことはない、とムクに悟され
煮え切らないまま悠はムクの「出荷」を見送ることに。
また、ここで施設の地下「聖堂」と呼ばれる場所に
鷹山仁が捕まっていることが判明。
御堂は仁のアマゾン細胞を使い子供達を作っていたのだ。
ムクを食べるのは4Cの局長、橘が話をつけた政治家。
橘はアマゾンの家畜化を新たな日本の産業として確率する為
政府にも取り入ろうとしていたのだ。
あの政治家がアマゾン肉を気に入れば一気に牧場は拡大し、
食用アマゾンが大量生産されることに。
それを御堂により聞かされた悠は居ても立ってもいられなくなりムクを追う。
その頃駆除班は建物を捜索し、そこに住む3人の子供達に出会う。
彼らはあの養護施設より逃げ出してきたのだという。
傷の手当になるものは幾らでもやるから食料を分けてくれと頼まれた…
かと思いきや子供達により不意をつかれ志藤、高井、三崎の3人は捕まってしまう。
美月を見守るフクさんも強襲され意識を失い、美月も窮地に陥る。
食べられる為調理台に連れて行かれるムク。
先に調理され死体袋に入れられる子供を見て、生きたいという思いが産まれ
食べられることを拒否。逃げようとするも大人達によって無理やり押さえ付けられ覚醒。
悠が駆けつけた時には既に遅く、ムクによって政治家含め大人達は全て殺されていた。
天使となることを拒否し穢れてしまったと泣くムクを慰め、
悠とムクは残りの子供達を救出すべく施設に戻ることに。
志藤、高井、三崎の3人を捕まえた子供達は、ムクのように「人間に食べられるだけの人生」
に違和感を感じ逃げてきた子供達だった。
人がアマゾンを食うなら、アマゾンが人を食ったって良いはずだと言う子供に対し、
三崎は気持ちはわかると子供達を想い、自らを食べるよう促す。
覚醒した子供は三崎の手に齧りつくも、義手に驚き変身を解除。
かつて三崎の手を食べたアマゾン「マモル」について子供達に語りかける。
美月を狙った子供も、美月から「人を食べずに生きるアマゾン」の話を聞かされ
心打たれた子供達は駆除班と共に一度施設に戻り別の生き方を探すことに。
しかしそこに黒崎率いる4Cが襲撃。駆除班もアマゾンを狩る人間であると聞かされた
子供達は裏切られたと勘違いし激昂。3人ともアマゾンとして覚醒してしまった為
駆除班&4Cで狩る事態に陥ってしまった。
施設に戻った悠とムクは子供達に逃げるよう促す。
天使としての役目を全うせず戻ってきたムクと、
政治家が死んだことにより計画が白紙となったことに御堂は激昂。
ネオアルファに変身し、逃げ惑う子供達を次々狩っていく。
悠も変身しネオアルファに立ち向かうも苦戦。
仁に助けを求めるべく施設の子供ハイチとムクは地下に急ぐも
ネオアルファがそれを追う。
仁の手枷を外すべく鍵を開けるハイチを守るべく、変身して立ち向かうムク。
しかし戦力の差は歴然で、チェーンソーによってムクはズタズタにされてしまう。
悠も加勢するが、チェーンソーで切りつけられ、
ネオアマゾンズドライバーが切断されてしまう。
施設から逃げ出した子供達を駆除すべく外に出るネオアルファ。
奇しくも「全てのアマゾンを殺す」という目的を持つ仁が開放され
子供達とネオアルファを追うべく歩きだす。
子供達を殺させはしないと必死に仁を止める悠。
しかし致命傷を負った悠には止めることができず、仁は出ていってしまう。
息も絶え絶えの状態で這って悠の元へたどり着いたムクは言う
「私を食べて下さい」と。
その頃駆除班は4Cと協力しアマゾンと戦闘。
黒崎がやられそうになるも意識を取り戻した福田の援護によって
助かり、無事アマゾン3体の駆除に成功する。
アマゾン家畜計画は4C局長、橘の計画だということを知らなかった黒崎は
駆除班により顛末を聞かされ橘に不信感を顕にする。
子供達を狩るネオアルファに追いついた仁は
「今までやられた分の借りを返す」べくネオアルファと戦闘。
ボロボロになりながらもネオアルファを追い詰める。
しかしネオアルファはあくまで「人間」であり
「人間」を守る仁には絶対に自分を殺すことは出来ないと
勝ち誇ったように高笑いをする御堂とつられるように豪快に笑う仁。
仁にガトリングの弾を浴びせるも距離を詰められ腕を切断。
背後から胸を一突きし御堂を殺してしまう。
残りの子供達を追い詰める仁、しかしそこに悠が追く。
お互いタブーとしていた「人殺し」と「食うこと」を破り
極限状態になった2人の最後の戦いに。
壮絶な戦いの末、悠が生き残り仁は死亡。
死ぬ間際に七羽さんの幻影に「やっと言える…ただいま」と言い
七羽さんからの「おかえり…仁」を聞いた後に目を閉じる。
生き残った悠は虚ろな目で入水自殺を試みるも
どこからか聞こえる美月の「生きて…」という言葉で踏みとどまる。
場面は変わって4C本部。
黒崎と札森4Cから計画の失敗を聞かされ橘は激怒。
水澤令華によって私利私欲のために貴重な研究を横流ししたと罵られ
黒崎によって撃たれて死亡。
会長は相変わらずのご顕在。
その後美月は養護施設に戻り、生き残った子供達と暮らすことに。
駆除班はその様子を眺めた後、車に戻り日常に帰っていく。
完全に回復した悠は施設を遠くから眺め、何か決意をもった表情で
ジャングレイダーに跨がりどこかへと向かっていく…
END
といった内容でした。
視聴者を絶望のドン底に叩き込むことも覚悟していたのですが
救いのある内容で良かったと思います。
とにかく仁さんをしっかり終わらせてくれたのが何より。
悠がどこへ向かうのかは気になるところですが
生きて生きて生き抜いて欲しいですね。