今更ながら最終7巻、買いました。
何というか結末は多分こうなるだろうなってのはわかってはいるんですが
読むのにパワーがいる気がして、買うのがちょっと遅くなりました。
amazon等で感想を見ると
誰と付き合ったーとか、〇〇エンドが良かった的な感想を見かけますが、
個人的には最終的に誰と付き合うかは別に問題じゃないかと思います。
あくまでお話の根幹は「恋」だと思うので、最終的には誰とも
付き合わない可能性だってあり得たような気もします。
普通の恋愛漫画としてではなく
恋というテーマに向き合う作者の気持ちを汲んで読むべきかなと思います。
というか1番読んでほしいのはそこなんじゃないかなと。
明確な正解も不正解もないテーマに対して真摯に取り組む姿勢は正直尊敬します。
「パンプキン・シザーズ」で作者が出した「正義」についての答えを
読んだ時に感じた高揚感というか、震えるような気持ちを
この作品を読み終えたときにも感じました。
やっぱこう描きたいテーマがしっかり決まってるというか
一本芯が通ってる作品は面白いですね。
流石に実写化はしないかと思いますが、もしなった場合は映画でなく
ドラマにして念入りに描いて欲しいもんです。
- 作者: 秋★枝
- 出版社/メーカー: 集英社
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