ご飯を食べながらニュースを眺めていたところ、画面を見ながら言った
「最近こんなニュースばっかり、多いよね」という言葉が引っかかりました。
思い返せば、高齢者による自動車事故が数多く報道されたときも
同じような言葉を聞いたなと思い出しました。
よく考えれば当たり前の話ですが、世界中ではありとあらゆる出来事が
ありとあらゆる規模で毎秒のように起きているわけで、その全てを伝えることは
報道番組という限られた時間の中では到底無理なわけで、どうしたって
話題性や緊急性、重要な情報をお伝えする「だけ」になってしまうものです。
厳選した情報ではあるものの、そこには「伝える情報を選んだ人」もいるわけで、
極端なことを言ってしまえばその人達の考え方一つで報道するしないが決まってしまうので
見たいものを見ているようで、見せたいものを見せられているに過ぎません。
そりゃこんなニュースばっかりと思っても仕方がありません。
だってそんなニュースばっかり報道している「だけ」ですから。
朝や夜のニュース番組というのは昨日、または今日こんなことがありましたよー！と
コンパクトにまとめて掻い摘んで教えてくれているだけなので、本来であればそれだけ
見ているだけでは世の中にはついていけませんし、それだけ見て世の中を理解した風に
なってしまうのは勿体無いですし、少し危なっかしいなあと感じます。
前にも書きましたが、ニュースというのは待つのではなく、自ら追いかける必要があるので
少しでも引っかかりを感じるのであれば、自分が納得できるまで自分で調べて欲しいです。
普段何気なくスマホを眺めるついでに気になったことは「しっかり」と調べる癖を
付けておくと良いかも知れませんね。
