「お前みたいな生き方してるのは珍しいから、ちょっと話聞かせな?」
大学時代の恩師(僕は愛を込めてジジイと呼んでいる人)が、たまには顔見せろ
というので、暇だったし先日久し振りに都会に赴いてきました。
この時期に駅で待ち合わせとか正気かと思いましたが、笑顔が素敵なジジイの
顔を見られるのは嬉しかったので我慢です。でもやっぱしんどかったぞ駅。
てっきり学校へ行けるもんだと思っていたのですが、飲み会をしているので
そこへ向かうことになりました。大学生の飲み会とかしんどいイメージしか
無いので帰りたいなと思いつつも、まあ旅の恥はかき捨て、何でも挑戦。
どうせその学生さん達には今後会うことも無いしなと心を奮い立たせました。
自分の居た学科は男性比率が非常に高く、まあ女っ気は皆無で
当時は他の学科の甘酸っぱくも爛れた青春を謳歌する人々を呪詛の目で見ていましたが
飲み会の会場の扉をあけてビックリ、まあ女性の数が多いこと多いこと。
何で俺の時にこうなってなかったんだよチクショウ…!
まあそんなことは置いといて
今はもう様々な分野に女性が進出しつつあるのを目の当たりにし感動を覚えつつも
頑張ってほしいなという思いでいっぱいになりました。
厳しいジジイの元で勉強しているだけあってか、皆さん非常にしっかりしていて
非常に話していて楽しかったのですが、まあ年頃の女性ですから、徐々に話題は
恋だの愛だのの話にシフトしていきました。
女性が相手に求める第一条件の話になった際、自分はまあカッコいいとか
お金持ちとか将来有望とか、まあ来るであろう要素を想像しながら聞いていましたが
全員が示し合わせたように、第一条件は「ポジティブな人」と言ったのに驚きました。
詳しく聞いてみたところ、問題に直面した時に愚痴ったり文句を言ってくさしたりせず
前を向いて出来ることをスマートにテキパキとこなす人ということで、
そういった要素を総称して「ポジティブな人」と言っていました。
鋭いな女子大生。見るとこ見てて大人だぜ女子大生。カッコよさすら感じました。
相変わらず都会は自分には息苦しかったのですが、
面白い話が聞けて非常に有意義な時間でした。自分のことは包み隠さず話しましたが
彼ら彼女らの未来にとってほんの少しでも参考になっていたら幸いです。
あ、お金に関する黒い誘惑は全部断っとけよ~!
その後はジジイと二人で夜通し飲んで過ごしました。
本当に良く笑ってよく喋ってよく笑う人だ。120位までは生きそうだと安心しましたよ。
普段お酒は飲まないので、今になって身体が非常にしんどいです…