新社会人の皆さんこんにちは。
といってもこの記事は新社会人のみに宛てた内容ではありませんが、
恐らく初任給を貰った大概の人が「え…お給料少なくね…?」と
ちょっとガッカリするのではと思い挨拶してみました。
最初の頃は仕事にも慣れず、新しいことばかりで精神的にも
疲労が積み重なり、こんなに疲れて仕事してもこれっぽっちかと
思ってしまう気持ちは良くわかります。まあでもそんなもんですよ。
お給料の伸び方とか詳しい話は金融の書籍でも漁って欲しいので、
ここでは触れませんが、まあそんなもんですよ。
こういった話をすると、お年を召された方々にいつも言われるのは
「俺たちが若い頃は残業いっぱいして稼いだもんだよ」
ってな感じで、足りない分は残業で補え的な話をされます。
まあお金を頂けるなら残業も悪くないか…とは思いますし、
実際自分もいっぱい残業した月のお給料を見て小躍りしたもんですが、
はっきり言って経験上、「お金」の為の残業は自分の為になりません。
まず、残業する為に定時で終わる筈の仕事を「伸ばす癖」が付きます。
お金は増えるかもしれませんが、自身のスキル向上を極端に阻害します。
いつまで経っても成長しないと会社から見限られてしまう可能性も出てきます。
これではお給料のアップには繋がりませんよね。
また、これも経験上で申し訳ないですが「時間」は「お金」より価値があります。
時間がどれほど貴重なものかはここであえて言わなくても良いかと思いますが、
残業はより価値のあるものでそれ以下の価値のものを手に入れていることになります。
残業しなかったらお金が手に入らない、のではなく
残業代で貴重な「時間」を買ったと考えると良いかと思います。
買った時間は自分の思うがまま、様々なことに使えます。
買った時間はお金にもスキルにも、また更なる時間を産み出すことにも使えます。
早く仕事を覚えたい等、「目的」があって残業するとか、家庭の為にどうしてもとか
心に決めた理由があって、自ら進んで残業するのであればそれは立派な行為ですし
心から応援しますが、「まー残業代出るからいっかー」みたいなダラダラした
気持ちで取り組んだり、ほんの少しでも残業に対して心に引っかかりがあるのならば
そのまま続けるといつかどこかで急に心のバランスが崩れたりするので気をつけて下さい。