兼業投資家ゲーマーの独り言

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「THE QUIET MAN―ANSWERED―」ネタバレ全開で感想&考察 後編

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主要登場人物の紹介は前編でやりましたので、
後編となる本記事ではゲームの感想と一部考察を書こうかなと思います。

cuptan.hatenablog.com

テイとアイザックの揉め事

デインの母親を死なせてしまった事故の発端。
恐らくあの時点で2人は初対面ではなく、知り合いかと思います。
といっても仲が良いわけではなく、イキってるアイザックが一方的に
テイをからかったりイジッたりしていたものと思われます。

あんまり差別的なことを書くと炎上しそうで嫌なのですが
黒人が真っ白な靴履くのかよ的な割と最低なイジり方にも見えました。
この時点でアイザックにかける慈悲無し。
誘拐事件の計画に巻き込まれたとはいえ、死んで当然ですわ。

デインも2人知り合いだったかは読み取れませんでしたが、
幼少時は非常に明るく好奇心旺盛に見えましたので
「2人で何やってるの?僕も混ぜてよ!!」的な声の掛け方と見たので
あくまで個人的には、あの時点では知り合いでは無かったかと思います。

ララが歌えなくなった理由

デインの母と似ているというだけなので、ララの生い立ちに関しては情報が皆無で
中々理由を探すのは難しいのですが、「籠の中の鳥」なんてことを言っていたので
最初はクラブでスポットライトに当たりながら歌うのが好きだったものの
人気が出たことにより四六時中護衛が付き、どこへ行っても監視されているような
状態が続き、テイからも愛されているというよりは飼われているようなイメージを
持ったが為に追い詰められ、その結果心から歌えなくなったのだと思います。

ララとアッシュ警部補はどこで出会ったか

これもゲーム内では既に知り合いの段階なので憶測でしかありませんが
アッシュは常にデインを監視というか気にかけており、クラブにも目を光らせていた為
その過程でララを知ったのではないかと思います。

まああんな美人知らないほうがおかしいかと思うので、
普通に遊びに行って見つけて声を掛けたのかもしれませんけどね。
後はまあ刑事の立場を利用して近づくのなんて容易ですしね。

デインとアッシュの超人的な戦闘力

これはまあ主人公とラスボスというゲームの都合上もあるかもしれませんが
個人的には2人も最愛の人を守れなかったという悲しみから立ち上がるには
とにかく強くなるしか無かったのかと思います。
自分がもっと強ければ守れたかもしれないという気持ちによるものですかね。
ララが現れてから鍛えた、というのは無いかと思います。

クワイエットマンのデザイン

デインが産み出したヒーローであり怪物。
もうひとりのデインとまでは言わないものの、嫌なことであったり
眼の前に立ちふさがる壁や障害を排除する時に現れる心。
大切な人だけを守れるなら他は死んでも構わんというある意味危険な存在。

デザインはデインが幼少時に書いた絵が元となっている。
鳥のような顔をしているが、デインは鳥モチーフで書いていないような気がする。
赤い紐といい、テイの所有物でアイザックが奪おうとしていた靴が
顔の尖ったデザインのモチーフとなっていると思われる。
全身真っ黒はあの時デインの心に渦巻くドス黒い感情が表現されたものかと思う。
足元に少なくとも2つドクロが散らばっていたが、あれはテイとアイザックかなと。

実際現実に現れたクワイエットマンは黒いローブに白い鳥顔のマスクだったが
あれはアッシュがデインの絵をもとにアレンジしたものと思われる。
赤い靴紐、白い靴、籠の中の鳥と色々混ぜた結果かもしれない。
メタいことを言えば真っ黒マスクだと何が何だかわからないしね。

息子の産み出したものをあえて使ったのは、様々な感情が渦巻いてのことだろうけど
自分が犯人だと気づかせる意味合いもあったのかもしれない。

テイの銃

やたら豪華に装飾した、お世辞にも趣味が良いとは言えない銃。
作中ではアッシュに1発、デインに2発撃ち込んでいるのだが両者は存命。
銃のことは詳しくないのでわからないが、殺傷力が極端に薄い銃なのかもしれない。
まあデインへの2発目は本当に当てたのかどうかわからないけど。

悪趣味なデザインとは言ったが、デインの母親を撃った銃と同じく黒色で
それを覆い隠すかのように金色の装飾が施されていると考えると
あの黒い思い出を金メッキで必死に塗り固めているという意味もあるのかもしれない。
ちょっとここらへんはデザイナーさんに聞いてみたい。
既存の銃だったらこの考察まるまる無駄なので恥ずかしくて死んじゃう。

屋上での最終決戦後

あれだけの騒ぎになったんですから恐らく殆ど逮捕でしょう。
テイも生死は不明ですが恐らく生きていると思います。曲がりなりにも兄弟ですし。
まあ無事では無いのでムーンライズは閉店ですかね。

ララは歌えるようになったのか

エンディングでは彼女がマイクの前に立ち歌うのですが
時系列が定かでは無いので、あのシーンが誘拐事件後かはわかりません。

誘拐事件に関しては恐らく誰も口にしなかったかと思われるので
よくあるギャングのゴタゴタ事件として解決されたのではと。アッシュもいるしね。
今更そんなこと言ったところで誰も得しないですしね。

事件の発端ですしララにはもうちょっと罪悪感を持って欲しいとは思いましたが
もしかしたら色々償った後に再びマイクの前に立ったのかもしれないので
ここは突っ込むのは野暮かなと思っています。

脱線しましたが、エンディングでかかった曲が彼女の書いたものであるとすれば
時系列としては誘拐事件後だと思います。
歌詞はこの事件とそれに関わった人物に向けての内容ですしね。
歌を捧げる人達が見つかったことで再び歌えるようになったのではと思っています。

エンディング後

多数に暴力を振るったのもあってデインは一旦捕まるものの保釈
迎えに来た父親アッシュと和解したように見えました。
お互い意固地なので気持ちを直接伝え合うことは今後も無いかと思いますが
「第二ラウンドやるか?」という言葉には父と子のやり直し的な意味も
含まれているかと思います。というか思いたい。

ララは一緒じゃないのかとも思いましたが、事件を経て全員がそれぞれの籠から
解き放たれたのですから、一生会うなとは言いませんが、今は会わないのが
ベストだと思います。下手にダラダラ関わり合うとまたそれぞれがそれぞれの
「籠」になってしまう可能性もありますしね。

デイン達は長い時間がかかりましたが、前を向いて羽ばたき始めるであろう
という希望を感じられるエンディングだったので非常に素晴らしかったかと思います。

2週目を終えての感想

非常に面白かったです。本当に2週やってこそのゲームだなと。
戦闘に関しての評価は変わりませんが、デインの怒りや焦燥感をバトルとして表現
していると思うとまあ…耐えられたので良しとしました。
相変わらずバグにも遭遇したのでそこは本当に改善して欲しいところですが…

1週目は音が無いので絵を見て会話を想像していたのですが
まあ当たらなかったですね笑 特にアッシュ警部補周りは驚きました。

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この場面なんか母を失った子供を慰める心優しい刑事に見えるじゃないですか。
蓋を開けてみれば妻の死を子供のせいにして罵詈雑言を放っているシーンときたもんだ。
わかるかこんなん!笑

こういった「仕草や表情だけ見て翻訳していたもの」がガラガラと崩されていくのは
非常に快感で、特に代わり映えのしない2週目戦闘も苦になりませんでした。
いやあ面白いものを作ったなと。

この仕掛は二度三度もやるものでは無いと思うので、
この実験を経てどういったゲームが今後出るのか楽しみですね。