FIRE暮らしの独り言

アーリーリタイア済み個人投機家の備忘録

「SINNER: Sacrifice for Redemption」クリアしたので感想でも

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日本では現在NINTENDO SWITCHストアでのみ販売されている
ソウルシリーズ風のアクションゲームを早速クリアしてきました。

基本システムに関してはソウルシリーズとほぼ同じで
HPにスタミナバー、弱強攻撃、パリィに回数制限アリのアイテム等
お馴染みの要素を踏襲したものになっています。

本作の特徴としては、レベルアップに装備収集、探索等の要素が無く
「ボス戦」のみとなっていることかと思います。
また、ボスと戦うにはHPの減少や攻撃力の低下等のデバフを受け入れる必要が
あるので、倒せば倒すほど縛りが増えるようなマゾゲー感が漂います。

武器に関しても、盾&片手剣か両手剣の2種類しか無く
レベルアップによるゴリ押しも不可能なので、
純粋にアクションの腕が試される骨太なシステムになっています。

ですが、理不尽な程ボスが強い、というわけでも無く
キャラの動きも機敏であり、パリィの猶予時間も非常に長いので
ヒットアンドアウェイを繰り返していれば自ずと勝ててしまうので
バランスに関してはかなり良い塩梅になっているかと思います。
クリア時間は三時間ちょっとでした。

クリア時に新たな武器種が開放(1週目は双剣でした)され
マルチエンディング採用の周回プレイが可能です。

残念だったのは、ストーリーとエンディングが非常に簡素で
本家のようにこのボスやエリア、人物はどうしてこうなったんだろう…?
的な感じでそれぞれの物語に思いを馳せることが出来ず
単なるアクションのオマケとなっているのは勿体なかったかと思います。

本家では武器の説明等で物語を保管していましたが本作はそれが無いので
エンディングを見たところで「あ…ふーん…」としか思いませんでした。
この辺は本家を忠実にオマージュする必要は無かった気が。

ボスの行動パターンや多彩な攻撃はセンスを感じたので
次回は是非アクションRPGを作って欲しいですね。